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北欧(スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマーク など)って、どんなイメージを持ちますか?
クオリティー・オブ・ライフの充実、高福祉国家といった、現在では発達した社会のイメージの他、 白夜、オーロラ、ノーベル賞、ムーミン、おとぎ話、フィヨルド、森と湖 etc
ポップスやロック界でも良質のミュージシャンや楽曲が多く生み出されている、音楽先進地域でもあります。
もちろんクラシックの世界でも、名曲、魅力的な作品がとても多いですね。
2月23日から、牛田智大さんが プレトニョフ氏指揮でコンチェルトを演奏される、東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会があります★
この演奏会はまさに 北欧の名曲づくし のコンサートとなります。
まずは、僕も個人的に凄くハマった大好きな作曲家の シベリウス
7曲の有名な交響曲や交響詩、劇音楽、ヴァイオリン協奏曲、多くのピアノ小品、歌曲などを残しています。若くして国家から年金を受ける身となり、終生フィンランドの国民的な人気と尊敬を集め続けました。
★このコンサートでの演目の一つ、交響詩「フィンランディア」
シベリウスの名を一躍有名にしました。9分程の中に溢れるドラマ、怒りのように始まり次第に力強く高揚してゆき、後半の有名なメロディは万人の心を打ちます。このメロディは後にいろんな歌詞が付けられ、広く愛唱されています。
「This is my Song ~ 平和の歌」
交響曲 第2番 二長調(4楽章形式)
7つの交響曲中、最もポピュラーな作品。全体にとても明快な感じで分りやすく、特にフィナーレの闘争的&勝利の凱歌のようなサウンドは、当時のフィンランド人の独立への愛国心をおおいに掻き立てましたが、シベリウス自身は「政治的意図」をきっぱりと否定。
個人的に大好きな、交響曲 第5番 変ホ長調(3楽章形式)
明るい祝典的な内容で、フィンランドの自然と、小鳥や小動物のささやきを思わせる開始から、溢れるダイナミックなサウンドや牧歌的フレーズがとても魅力的♪
★この演奏会で取り上げられる、交響曲 第7番 ハ長調
交響曲のエッセンスを1つの楽章の中に凝縮させた、傑作とされています。しかし、親しみやすいメロディは殆んど無く、構築的でどこか思索的な、渋めなサウンドに満ちています。(演奏時間約22分)
交響曲 第7番から ラストの5分
ヴァイオリン協奏曲 二短調
古今のヴァイオリン協奏曲の傑作の一つ。シベリウスはヴァイオリニストを目指していただけあって、充実した、また超絶技巧を尽くしたソロパートと、ロマンティックな哀愁漂うサウンドで、大変魅力的な作品です。
ヴァイオリン協奏曲 第1楽章
交響詩 トウォネラの白鳥 フィンランドの民族叙事詩カレワラにでてくる、黄泉の国の三途の川に浮かぶ、神聖な白鳥の嘆きの歌。イングリッシュホルンの暗い悲しみのメロディが印象的。
★今回の演奏会で取り上げられる、組曲 ペレアスとメリザンド、
フォーレ、ドビュッシーも同じタイトルで同じテーマを扱った作品を書いています。シベリウスのこの作品は前二者に比べ、比較的地味な存在の作品と言えるようです。
組曲は8曲からなり、多くの曲は美しく透明感のあるサウンドで構成されています。
(演奏時間 約28分)
シベリウスのピアノ曲は、ほとんど全てがソロの小品ですが、数多くを残しています。
牛田さんはアルバム「想い出」の中に「樅の木」を収めています。
5つの小品集 op75 から 「樅の木」
あと個人的には、シベリウスがもし「ピアノ協奏曲」を作曲していたら、きっと素晴らしく面白かっただろうなぁ~ と思うと、ちょっと残念です・・
こちらもまた、北欧を代表する大作曲家で、国民楽派の流れが強いとされています。交響曲やオペラなどの大作こそ残しませんでしたが、多くのピアノ小品集や室内楽曲、劇音楽、ピアノ協奏曲などは有名です。
若い頃に作曲しましたが、生涯、改訂を加えこだわり続けた、古今のピアノ協奏曲の中でも傑作に数えられます(詳細は、1記事でまるまる取り上げたいと思います)
ペール・ギュント 第1組曲、第2組曲
イプセンの戯曲を基にした劇音楽として作曲されましたが、のちに 4曲&4曲からなる演奏会用の組曲 としてまとめられたものが特に有名です。ピアノ協奏曲と並んで、グリーグの代表作、またクラシックの名曲中の名曲と言えるでしょう。
組曲 ペール・ギュント から 朝
組曲 ホルヘアの時代から
室内オーケストラ作品の中の代表的な組曲。5曲からなります。
組曲 ホルヘアの時代 第1曲 前奏曲
「ららら クラシック」 のオープニングでも使われてました♪
ピアノ・ソロ作品では「抒情小曲集」(10集にまとめられた、計60曲以上からなるという・・)が有名です。
抒情小曲集 0p43-6 「春に寄す」 アリス・紗良・オット
デンマークの ニールセン(1865-1931)、
それ程知られた(特に日本では)作曲家ではないのですが、デンマークほか北欧ではこんにちとても重要な作曲家となっています。
6曲の交響曲をはじめ、オーケストラ曲、協奏曲、室内楽曲を数多く残しました。後期の作品には現代的作曲手法もけっこう見られるようです。
ニールセン 交響曲第5番から 一部分
僕はよくは知りませんが、北欧には、この3人以外にも、魅力的な作曲家が多くいるそうです。
北欧のお勧めの作曲家の、お勧めの曲や演奏家等をご存知の方は、よろしければ教えて頂けると嬉しいです。
今回、かなりの数の動画を紹介しました(汗)が、それぞれ興味ある曲を聴かれて、より北欧のクラシックの作品に親しんで頂けたら、と思います。