あんしんはSIX LOUNGE

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あそびごころんSIX LOUNGE

こんなSIX LOUNGEは嫌だ

7年も連続で参加すれば夏のマストとなるのも当然なROCK IN JAPAN FESTIVAL
18回目となる今回は近年若手アーティストの勢いとベテランアーティストの人気でステージが渋滞ぎみになっているのを打開すべく、PARK STAGEが第2のメインステージへ昇格
事実上、メインステージは3ステージとなった
更にWING TENTからこのステージ名物であった赤いテントが外れ、WING STAGEへリニューアル
とどめにHILLSIDE STAGEもキャパを拡大し、最終的に
GRASS STAGE
PARK STAGE
LAKE STAGE
SOUND OF FOREST
WING STAGE
BUZZ STAGE
HILLSIDE STAGE
の7ステージ構成に
遂に全ステージでスクリーンが設置される規模まで拡大した
開演時間5分前になるとLAKE STAGEにはこのフェスのプロデューサー、山崎洋一郎が登場
前日にあたる8/4にゴールデンボンバーやゆず、マキシマム ザ ホルモン、更には桑田佳祐がリハーサルしていたことを伝えるが、桑田佳祐がリハーサルを終えた頃にB’zの機材搬入車が到着
合計11トンという機材の凄さを後々、痛感することになる
・アルカラ[LAKE STAGE](10:30〜)
前日のリハーサル風景を紹介した後、山崎洋一郎に
「アーティスト主催のサーキットフェスの先駆けとなったバンド」
と紹介されて登場したのは、トップバッターにしてLAKE STAGE初出演となったアルカラ
裏が金爆だからか、SEを「女々しくて」にする明らかに金爆を意識した仕様で登場するが、一番盛り上がる部分で、
「はい、アルカラ始めます。」
とぶつ切りする衝撃のオープニング(笑)
「散々尖って さあ 存在証明」
とアルカラ自身を歌ったような「3017」を始め、先行配信されていた「さすらい」と完全に新作「KAGEKI」のモード
「すっかりのロッキンの顔になってしまいました。アルカラです‼」
と稲村が叫び、
「安全地帯にお集まりのみなさま ありもしない捏造神話とお戯れたら お た わ む れ」
とシュールな歌詞が炸裂する「さ・あ・な」はまさにアルカラにしか構築不可能な世界観
そしてベースの下上は気合いが入っているのか、終止じっとしてられずにステージを動き回っている
「ROCK IN JAPANになにかが足りない‼アブノーマルが足りない‼」
というお馴染みの煽りからこの曲でアルカラを知ったという方も多いであろう「アブノーマルが足りない」、歌詞に合わせて合唱や振り付けが発生する「キャッチーを科学する」では稲村が前に出てステージの装飾を弄りまくるが、直後に、
「どうやら、ステージの装飾を壊してしまったようです。ロッキンの運営さん、すいません〜‼。」
とカミングアウトし、その壊れた設備に稲村が乗っかるなどやりたい放題
だが、これはまだ序の口
初のLAKE STAGE出演ということで、アコムのCMを「はじめてのレイク」とまんまパクり、
「朝早くて起きれなかった人達もおるやろ。その人の魂…ultra soulを‼その人達の愛…LOVE PHANTOMを‼ギリギリ…ギリギリchopで届けたいと思います‼」
とB’zの名曲を次々にネタにしてしまう(笑)
この男の前ではB’zですら格好のネタである
そんな流れから演奏された「如月に彼女」はアルカラらしい予測不能の展開やテクニックが込められた1曲
このバンドはどうしても稲村のMCのイメージが強いが、次々と曲を繋ぐ技術や普通ならあり得ない展開をいとも簡単にやってしまう
ユーモアとテクニックが一同に介したバンドこそがアルカラなのである
「何度でも歌ってやるよ。」
と今後も転がり続けることを決意したような「ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト」から終盤に入ると、
「失うことばかり 恐れていた‼」
をやたらと強調し、かつての稲村の魂が乗り移ったかに見えた「半径30㎝の中を知らない」とこのバンドを支えてきた名曲を連発
しかし、そんなエモい展開から
「ほとんどお客さんがいなかった頃からこのバンドを支えてきた、大切な曲を最後にやって終わります。」
の稲村の振りから初見には何が起こったのか理解できないであろう「相対」の短縮ver.で終了
一瞬で終わったため、会場は笑いに包まれ、稲村も何食わぬ顔でステージを去った
結成15年目でようやく掴みとったLAKE STAGE
ここまで支えてきてくれたメンバーや母親に感謝する場面もこの日は見られ、表情には出てないもののアルカラにとっては感慨深いステージであったのかもしれない
ちなみに稲村が破壊したステージ設備は後に完全修復されていた
セトリ
SC-夢見る少女でいたい、サイケジャリンジャー2
3017
さすらい
さ・あ・な
アブノーマルが足りない
キャッチーを科学する
如月に彼女
ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト
半径30㎝の中を知らない
相対(一瞬)
・KNOCK OUT MONKEY[WING STAGE](11:10〜)
このステージ名物であった赤いテントが外れ、WING STAGEとして生まれ変わった旧WING TENT
そのトップバッター、KNOCK OUT MONKEYは2年ぶりにロッキンに戻ってきた
ラウドなSEが鳴り響くなか、メデューサのような髪型に変化したギターのdEnkAに衝撃を受けるなか、ボーカルのw-shunが登場すると、ギターを持たずに幾度となく披露されてきた「Scream & Shout」で早くもモッシュ、サークルの嵐
バンドを取り巻く環境を打破しようともがきつつもリスナーの歌にも聞こえてくる「Do it」も早くも演奏される
新しいアルバム「HELIX」がリリースされた直後なのでアルカラ同様、新作からバンバンやるのかと思いきや、亜太のライトハンド奏法が印象的な「How long?」を見ることが出来るのは嬉しい誤算
こちらはバンドのキラーチューンで固めてきた
新旧のキラーチューンが並ぶなか、新しい景色を生み出すのは「cloud 9」
w-shunの
「自由に踊れ‼」
を合図に観客は自由に踊り出すのだが、よく見るとベースの亜太はゴールデンボンバーが好きなのか、「女々しくて」の振り付けをもろに行っている(笑)
持ち時間が少ないため、矢継ぎ早に「Paint it Out!!!!」に突入すると、最後のサビ前で
「今日は音楽好きな人がたくさん集まっている。俺達もこのステージが終わったらみんなと同じでライブを見たりするけど、これは必ず財産になる。今日みんな高いチケット代払ってきているでしょ?だったらこの経験を今後の財産にしようぜ‼」
とエモいMCから終盤へ
そしてここで得た財産を経て更に飛翔するように、「Flight」で一足早い花火を打ち上げて終了
亜太がw-shunを乗り越えて演奏したり、白目で演奏するなどの彼のアグレッシブなパフォーマンスが印象的だったが、「HELIX」の曲はほとんど演奏されなかった
かつてはスタジオコーストでワンマンを行うなど期待されていたが、ここのところはどうも停滞気味
だが「HELIX」は非常に良いアルバムだったし、クオリティーが低下しているわけではない
となると、後はライト層を振り向かせられるようなキラーチューンを産み出せるかどうか
ここで得た財産を手に、「Do it」の歌詞通り壁を少しでも越えていけるか
セトリ
Scream & Shout
Do it
How long?
cloud 9
Paint it Out!!!!
Flight
SIX LOUNGE[WING STAGE](12:20〜)
リハーサルで「最終兵器GIRL」を演奏しながらもボーカルのヤマグチ、ベースのイワオ、更にはドラムのナガマツ全員が必要以上にでかい声を出していたSIX LOUNGE
初出場だからか、気合いが凄い
ニューカマーとして期待されているからか、客席もしっかり埋めた状態で登場すると、「ふたりでこのまま」から鳴らすのは変化球もギミックも飛び道具さえ存在しないストレートなロックンロール
初期衝動丸出しの「プラマイゼロ」、音楽ホリックそのものであり、全員で力一杯合唱する「トラッシュ」と純粋で真っ直ぐな爆音を鳴らすが、観客はほぼ全員拳を突き上げている
まだまだ知名度は高いとは言えないなかで、この状況
誰もが彼らにロックンロールの未来を託している証明である
ロマンチックで壮大な「メリールー」を歌い上げると、
「俺ら初出場だから何も分からなくて、緊張しているけど、あんたらが居てくれてよかった。この夏、1番汚いロックンロールを後2曲やります。」
とヤマグチが挑発し、ナガマツが癖のある声ながら時にマイクを使わず力強く歌う「俺のロックンロール」を意思表示し、最後はロックンロールに新たな光を灯す「僕を撃て」
この2曲で完全にノックアウトされた
このバンドを全力で追いかけることは3月に既に決心している
だが、ラストの2曲は本当に凄すぎた
12月のワンマン、既に参加を決意しているが、このバンドのステージは一歩一歩が伝説への序章となりつつある
セトリ
SC-最終兵器GIRL
ふたりでこのまま
プラマイゼロ
トラッシュ
メリールー
俺のロックンロール
僕を撃て
・Suchmos[GRASS STAGE](13:10〜)
初出演でGRASS STAGEはそんなに珍しいことではないが、若手バンドでいきなりGRASS STAGE出演を果たし、青天の霹靂をもたらしたのは「THE KIDZ」がオリコンアルバムチャート2位にランクインしたSuchmos
あの[Alexandros]ですらGRASS STAGEにたどり着くまで4年を要したのに、彼らはいきなりGRASS STAGEにたどり着いてきてしまった
楽器隊がほぼ全員サングラスをかけているリラックスした雰囲気のなか、ボーカルのYONCEも
「すげえ‼」
と会場の広さに興奮してしまう余裕ぶり
当然現時点の最大キャパでのライブとなるが、緊張は全く感じない
その証拠に湘南の歌こと「Pacific」で彼らの地元、湘南にじっくり変化させるようにいつもながら尺を伸ばしまくり
BPMの遅いこの曲をいきなりやることは他の若手バンドならまず出来ないだろう
すっかり会場が湘南となったところでジャズとポップが融合した「YMN」からはダンスゾーン
身体は否応なしに踊り出すが、この強固なグルーヴを産み出しているのはベースのHSU
土台がしっかりしてからこそ、この広大なGRASS STAGEでもグルーヴを感じることが出来るのだ
この「YMN」も尺を伸ばしまくっており、持ち時間が長い→やる曲を増えす、ではなく曲をじっくり曲の世界観を掘り下げる戦法というベテランでもなかなか行わない時間の使い方に感心しているなか、まさかの「FACE」
「LOVE & VICE」に収録されているこの曲を演奏してくるとは…
「STAY TUNE」が収録されているとはいえ、この曲が本格的にブレイクしたのは去年の秋頃
1曲1曲聞くのが主流になっているだけに多くの方が戸惑ったのは言うまでもない
そんななか、最後にやると思われた「MINT」を早くも演奏するが、数多のバンドが参加していることに触発されたのかいつも以上にギターがノイジー
TAIKINGのギタリストとしての意地が顕現したのだろうか
最新シングル「FIRST CHOICE LAST STANCE」収録曲であり、ハードロックの影響も感じられる「WIPER」、初期からの定番ではあるがドラムのOKが興奮してきたのか若干走っていた「GAGA」で踊らせまくっていたところで、満を持して「STAY TUNE」
この曲を始めてきたのは一昨年のCDJ
「これは凄い‼」と思い、CDショップに走ったのもいまでは昔の話
「前前前世」と並んで昨年を代表する曲になってしまった
ここまでビックヒットになるとは流石に予想しなかったけど
「最近暖かくすることについて考えていて…。俺は音楽をするとき、聞いてる方を暖かくしたいと考えています。」
とYONCEなりの今思っていることを伝えたなかで、最後の「OVERSTAND」に向かうがここでGRASS STAGEを後へ
なぜなら…
セトリ
Pacific
YMN
FACE
MINT
WIPER
GAGA
STAY TUNE
OVERSTAND
・LiSA[LAKE STAGE](14:00〜)
既に10月に行われるホールワンマンのチケットは確保している
しかし、どうしても「LiSA初のLAKE STAGEを見たい‼」という思いからSuchmosを抜けて、LAKE STAGEへ
到着するとリリースしたばかりの「だってアタシのヒーロー」を演奏しているところだが、いつ規制が起こってもおかしくないほどの満員ぶり
初めてPARK STAGEに出演した頃からは想像できない
初期からLiSAを支えてきた「ROCK-mode」、初見も常連も巻き込んでキュートな振り付け(近くにいた初めて見た方は「なんだこれ…」って表情をしていたが(笑))を行う「Say my nameの片想い」という鉄板中の鉄板曲をやり続けると、LiSAがアリーナツアーで着用していた浴衣を身に纏い、
「雨が降ってきたら舞台装置のせいだと思って(笑)」
と告げてまさかの「オレンジサイダー」
フェス会場でこの曲を聞けるとは…
野外でLiSAが浴衣を身に着けながら、ハーモニカを演奏する姿は良く映える
こうなると当然「Empty MERMAiD」で重低音を叩き付け、無敵モードに突入できる「Rising Hope」でロックヒロインと呼ばれる貫禄を見せつけるのだが、「Rally Go Round」をやって来たのが意外
夏フェス仕様故に、サビでタオルを回す試みが行われていたが、
「それでも信じ続けた がんばるキミにちゃんと 今は知らない 予測できない イイコトが待ってる」
のキラーフレーズはこの日、LiSAを見た多くの方の支えになるはず
すると、お客さんにタオルを掲げさせ、
「いっぱいタオルがあるねえ。ROCK IN JAPANにマキシマム ザ ホルモンさん、THE BACK HORN、THE ORAL CIGARETTES。あれはなんだ…?HMVか(観客爆笑)。ここにいる人たちがライブを作っているんだよ。」
と語りかけ、最後はそんな大人になれないリトルデビルに捧ぐ「LiTTLE DEViL PARADE」
流石に「LDP」の合唱は小さかったが、この曲は今後、フェスで歌う度に強大な存在になっていくかもしれない
数年前、「アニソンシンガーは出て行け‼」と書かれることもあったLiSAだが、LAKE STAGEを満員にした今、その言葉を吐いたものはこの風景をどう見ているだろうか
アニソンシンガーからロックヒロインに昇華されるLiSAのストーリーはいよいよGRASS STAGEも射程圏内
しかし「Catch the Moment」をやらないのは攻めすぎじゃないですかね…
セトリ
だってアタシのヒーロー
ROCK-mode
Say my nameの片想い
オレンジサイダー
Empty MERMAiD
Rising Hope
Rally Go Round
LiTTLE DEViL PARADE
・Creepy Nuts[WING STAGE](14:40〜)
LiSAが終わってすぐ駆けつけると、WING STAGEはお客さんが入りきれずステージ外に溢れるとんでもない事態
その事態を引き起こしたのは「フリースタイルダンジョン」で一躍有名となったR-指定とDJ松永のユニット、Creepy Nuts
まずはR-指定がお得意のフリースタイルを始めるが、とにかく上手い
流石に全てを覚えきれないので上手く言語化出来ないが、みるみる引き込まれるスキルの高さ
初見が多いなか、一瞬で引き込むことに成功した
フリースタイルを終えると今年リリースされたアルバムからタイトル曲の「助演男優賞」を始めるが、R-指定のスキルに注目が行きがちななかで光るのが彼らのトラックセンス
ラップを聞かない方にも勧めたいほどメロディーが良く、ラップもあっという間に頭に入る
彼らの真価は実はここではないだろうか
歌詞を
「ROCK IN Japan FESTIVALのCreepy Nuts‼」
に変えて歓声を呼んだ直後に、
「先週めでたくメジャーデビューが延期となりました(笑)。でも曲をやるのは問題ないそうです(笑)」
と自虐しながら発売延期(サンプリング関連で許可が降りなかったのか?)となった「メジャーデビュー指南」では、メジャーデビューする側と知人の役を1人2役で行うのだが、
「だってROCK IN JAPANってB’z出るんやろ?」
と変えて現場に対応するのはさすが
このままライブでしか聞けない可能性もあるけど(笑)
R-指定の十八番、「聖徳太子フリースタイル」では時間の関係上か、キーワードを6つに縮小し、募集を募るがえらばれたのは「デビュー失敗」、「左足の小指骨折」、「汗まみれ」、「宝塚」など
しかしそのお題を忘れることなくしっかりトラックに載せてしまうのは恐ろしいスキル
「関ジャム」で見たときにも鳥肌が立ったが更に鳥肌ものだった
すると今度はDJ松永の出番
持ち前のDJテクを駆使するがこちらも凄い
スクラッチだけでこんなに沸かせることが出来るのかと感心してしまった
最後の「合法的トビ方ノススメ」まで熱狂したWING STAGE
今、ラップの王者はKREVAであるがその地位を今SKY-HIやCreepy Nutsといった新進気鋭のラッパーやラップユニットが揺るがそうとしている
ちょっとこれはワンマンに行ってみたいかも
セトリ
助演男優賞
メジャーデビュー指南
聖徳太子フリースタイル
合法的トビ方ノススメ
・フレデリック[PARK STAGE](15:10〜)
3年連続のPARK STAGE
しかし、このステージは今年からメインステージに生まれ変わったため、フレデリックは同じステージに出演し続けながらメインステージに昇格する珍現象が起こっている
PARK STAGEに到着すると、ちょうど「KITAKU BEATS」を始めていたところだが、間髪挟まず「オワラセナイト」に雪崩れ込ませ、更に「ナイトステップ」と怒濤の勢いでキラーチューンを注ぎ込む
「僕たちが伝えたいことは全てに曲につまっています‼」
とボーカルの健司が「ナイトステップ」の前に伝えていたのだが、その通りフレデリックの曲はただ踊らせるだけではない
彼らの曲はしっかりメッセージが込められているのだ
だからこそ、ひたすら曲を連打するのは実にクレバーな判断
「ロッキンの昼が大好きなんです」
と歌詞を変えて、歓声を浴びた「愛の迷惑」のイントロで赤頭がモニターにキメ顔を見せると、「オドループ」では最後のサビ前で演奏を止め、
「「KITAKU BEATS」、「オワラセナイト」、「ナイトステップ」。夜の曲が多いのは僕たちが夜にライブハウスでライブをやることが多いから。僕たちはいつかロッキンでトリをやりたいと思っています‼」
と告げ、
「踊っていない昼を気に入らない」
とタイムリーな歌詞に変更
これでステージを去ろうとする方もいたが、「そうはさせん」と言わんばかり、「オンリーワンダー」でお客さんの移動を阻止、というか踊らざるを得ない状況に引き込み、最後は新曲の「かなしいうれしい」
相変わらずキャッチーなイントロでメロディーは一瞬にして頭に接着
一度聞いただけでこのバンドの曲は耳に残ってしまう
このバンドのメロディーセンスは異次元の領域だろう
演奏後、
「これが2017年のフレデリックです。最後まで見てくれてありがとうごさいました。」
と健司が告げてライブは終わった
このバンドの快進撃
未だ収まりそうにない
セトリ
KITAKU BEATS
オワラナセナイト
ナイトステップ
愛の迷惑
オドループ
オンリーワンダー
かなしいうれしい※新曲
・ONIGAWARA[WING STAGE](15:50〜)
WING STAGEに戻ってくると、何故かステージにはハワイをイメージしたのかヤシの木が
そこにいたのは竹内電気に所属していた武市サティフォ、斉藤信也の2人からなるONIGAWARA
竹内電気時代から数えると7年ぶりにひたちなかに帰って来た
しかしステージにはドラムもベースもない
あるのはギターのアンプのみである
というのも彼らはバンドではなくSUPER J-POP UNIT
しかも音源はほぼカラオケを流しているいわばアイドルそのものである
なので「タンクトップは似合わない」をはじめ、このユニットの曲はかつてのアイドルポップを連想させる曲が多い
しかもキッズダンサーまでいるこの構成
自分も呆気に取られていた
更に湘南乃風をパロディった「西三乃風(曲中に本家の「睡蓮花」のフレーズっぽい部分が出てくる)」、フリースタイルとか言っときながら本家(R-指定)を見ていると、差が歴然としてしまう「夏フェスなんて大嫌い‼なんちゃって」とコメディチックな曲が続くと流石にだれてしまう
なぜかエコーがかかっている斉藤が、
「ロッキンにアイドル枠は必要」
ととんでもないことを言い出し、自らアイドルであることを自認し始めるが、本領発揮は「ヒットチャートをねらえ‼」
本番前に簡単な振り付け練習を行ったのだが、それをお客さんはほぼ完璧にマスター
曲も良いので自然と乗れてしまう
最後は竹内がギターを弾きまくる「Eじゃん」
集客は物足りない気もしたが、ポップセンスは抜群にいい
あとはこれをどう活かせるか
どうせならバンドを用意した方がいい気もするけど…
セトリ
タンクトップは似合わない
西三乃風
夏フェスなんて大嫌い‼なんちゃって
ヒットチャートをねらえ‼
Eじゃん
・ストレイテナー[PARK STAGE](16:20〜)
ステージに着く頃にはSEの「Mlps Rock and Roll」が終わりかけていたテナー
今年はPARK STAGEへの出演
ツーマンツアー同様、「Melodic Storm」からライブが始まるが終盤なんとDragon Ashのkjが登場
OJのマイクを借りてコーラスを行うという貴重な瞬間を見れた
ホリエがセンターに、OJが下手にいる光景は珍しいが、イントロから重圧なエネルギーを放つ「DAY TO DAY」、ホリエの弾き語りにOJのアルペジオが加わる新しいアレンジが加わった「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」を聞けたのが嬉しいところ
「SAD〜」はここのところ、ご無沙汰していたので珍しい
かつてはオープニングが定位置と化していたものの、シンペイがドラムを叩きまくるアレンジに進化した「The World Record」で踊らせると、
シンペイ「今年なんでPARK STAGEに出たかというと山崎洋一郎に「LAKE STAGEよりもPARK STAGEの方がいいよ。」とそそのかされたから。でもここいいわ‼」
ホリエ「Suchmosみたいにゆっくり演奏したい(笑)」
とオリジナルメンバーがゆるさと本音が混ざりあったMCで笑わせると、「From Noon Till Dawn」から加速
去年生まれた珠玉の名曲、「シーグラス」は夏、それも野外で聞くのが良く似合う
しかしながらその直後、ホリエはこんなことを話した
「今日はDragon AshやTHE BACK HORNや、MONOEYES、ART-SCHOOLとか同世代で頑張ってきた仲間がたくさんいる。B’zやユニコーンみたいにずっと聴いてたレジェンドもいるし、さっき歌ってたThe Birthdayのチバさんは今も憧れ。この後のsuper beaver、My Hair is Badとかカッコいい後輩の突き上げもある。俺達もいつまでこのフェスに出れるか分からない。もしラインナップから消えたとしてもライブハウスに音を聞きに来て下さい。」
そして鳴らされたのは「REMINDER」
正直、こんなことは聞きたくなかった
僕の音楽はDragon Ashから始まり、DOES、フジファブリック、THE BACK HORN、そしてストレイテナーと行き渡っていた
今やSpitz、BLUE ENCOUNT、UNISON SQUARE GARDENと幅広く聞くようになったが、僕のなかでNo.1はテナーで揺るぎない
大好きなバンド
だから聞きたくなかったのだ
でもだからこそ思った
絶対離れるもんかと
ストレイテナーが1番好きバンドだからこそ
小さなステージでも必ず見ると
だからひょっとしたらフェスで「TRAIN」を聞く余裕すらなくなるかもしれない
それでも見る
テナーは僕の大好きなバンドだから
そう決意したライブだった
セトリ
Melodic Storm feat. kj
DAY TO DAY
SAD AND BEAUTIFUL WORLD
The World Record
From Noon Till Dawn
シーグラス
REMINDER
TRAIN
・マキシマム ザ ホルモン[GRASS STAGE](17:10〜)
ライブ活動を再会し3年ぶりにロッキンに戻ってきたホルモンがトリ前に登場
かつてGRASS STAGEを規制にしたこと、更に復帰後初めて見る方も多いということもあって、凄まじい人々が集まっている
お馴染みのSEからメンバーが登場し、いきなり「恋のメガラバ」から始まると至るところでモッシュ、サークルが乱発し、「ぶっ生き返す‼」ではヘドバン畑に会場が姿を変えるが、今日これまで見てきたバンドと比べると迫力が半端ではない
ドラムのナヲに至っては歌いながら随所でカメラにキメ顔を映す余裕すらある
ミュージックステーションのランキングで上位にランクインしたこともリリース当時は話題となった「爪爪爪」の直後には、ナヲが
「今日曇りだったのに晴れっちゃってごめんね~‼だって私は…」
とためてからB’zの「太陽のKomachi Angel」を熱唱(笑)
ダイスケはんも便乗して「ultra soul」を歌い出すが、こちらは不発に終わった
「ここのとのろ、ヘドバンが物議を噛ましていますが、X JAPANのYOSHIKIさんのあれは首を回しすぎた結果だからね(要するに8の字。MUCCのライブで目撃したヘドバンはこれのこと)。俺らのライブでよくやるあれとは違うから。このフェスは色々ルール厳しいけど…ヘドバンは禁止になってないで‼」
とダイスケはんが煽り、そのヘドバンパートが多い「シミ」を炸裂させると、亮君の便所サンダル愛がこれでもかというぐらい出てくる「便所サンダルダンス」とどんどんモッシュが激しくなってくる
最初は様子見していたお客さんも次第に引かれるようになり、サークルも徐々に拡大する
するとダイスケはんが去年は客席でTHE YELLOW MONKEYを見ていたと明かし、
「もうすぐお盆や。お盆になったご先祖様とか帰って来て、霊や魔だらけになる。けど今なら霊とも魔とも仲良くなれそうな気がする‼」
とまさかの「霊霊霊霊霊霊霊霊魔魔魔魔魔魔魔魔」
更にこれまでステージ裏にセッティングされていていたモニターに、この曲をイメージしたアニメーションが映し出されるサプライズも
あまりにシュールな映像であったが
「我々マキシマム ザ  ホルモンは2年の封印を経て活動再開しました。しかし、まだ封印を解き放ってないものがある。」
とダイスケはんが意味深なことを言い出すとまだ封印している物とは例の膣ジャンプであることが発覚
なのでもちろん「my girl」が演奏されるのだが、後ろのスクリーンにはでっかく「膣‼」と表示され、その映像がどう考えてもあれなので笑わざるを得ない
しかしながらやはり今回も巻き気味(それも次のアーティストがあの大物のため)になってしまい、恋のおまじないは一発本番
再録されたことで遥かにスケールアップを遂げた「握れっっっっっっっっ‼」でラストスパートをかけ、最後は指南動画が公開されていたことも記憶に新しい「恋のスペルマ」で終了
3年前、ホルモンを初めて見たのはこのロッキンだった
それから3年
演奏は更に進化していたが、なにより亮君の笑顔が多かったのが非常に印象的だった
前回よりも楽しそうに演奏していたのがこちらにも伝わってくるから
ちなみに終盤、次に出演するB’zを弄りまくっていたのだが、
ナヲ「稲葉と一線を越えたことあるからね‼」
ダイスケはん「亮君は松本に抱かれたことあるから」
と話していたのは事実なのだろうか
セトリ
恋のメガラバ
ぶっ生き返す‼
爪爪爪
シミ
便所サンダルダンス
霊霊霊霊霊霊霊霊魔魔魔魔魔魔魔魔
my girl
握れっっっっっっっっ!!
恋のスペルマ
・B’z[GRASS STAGE](18:30〜)
今年の出演者が発表されたとき、ゆずや桑田佳祐と久々に出演する大物アーティストで盛り上がっていたのだが、そのなかで衝撃を与えたのがB’zの出演
かつてこのフェスのプロデューサー、渋谷陽一がB’zを批判していただけにこの出演に騒然となった
ステージに目を向けると下手に出現したのは6台ものアンプが積まれた音の要塞
これを見ただけでも「なんだこれ!?」となってしまうが、それ以上に凄いのは音圧
ギターの松本とドラムのシェーンが音を出しただけでこの破壊力
先程まで演奏していたホルモンですら軽く感じてしまう
そしてボーカルの稲葉がステージに姿を現すと「さまよえる蒼い弾丸」から往年の名曲の応酬
個人的に大好きな「Liar!Liar!」を聞けるだけでも嬉しいのだが、もう稲葉の声量が圧倒的
上手いなんかの言葉で言い表すのが勿体ないほど
「さよなら傷だらけの日々よ」、「有頂天」と最新の曲も挟みつつ、「裸足の女神」という極上バラードを聞かせれば、イントロで大歓声となった「イチブトゼンブ」は大合唱
これが日本を代表するスタジアムロックである
今年1月に放送されていたドラマの主題歌に起用されていた「Still Alive」、大合唱となった「衝動」、「juice」と一切手を抜かず観客を魅了していくなか、最後に演奏されたのは今日アルカラの稲村からもネタにされた「ギリギリchop」
「名探偵コナン」の主題歌として起用されたとき、この曲だけはPVの映像が使用されるVIP待遇が行われたことを未だに覚えている
観客全員でタオルを回す演出もあり、とてつもない興奮に包まれていた
しかし誰もが望んでいるあの曲をやっていない…
という訳で必然的にアンコール
「長い間、活動していますがまだまだ行ってみる場所はあるんだなあと思いました。」
と稲葉が話して、観客を沸かせそしてホルモンを初め、ゴールデンボンバー、空想委員会、更にアルカラにまだネタにされた「ultra soul」で大団円
最後のサビでは特効も行われるこの豪華な演出
まさに伝説のライブだった
セトリ
さまよえる蒼い弾丸
Liar!Liar!
さよなら傷だらけの日々よ
有頂天
裸足の女神
イチブトゼンブ
Still Alive
衝動
juice
ギリギリchop
(Encore)
ultra soul
余程楽しかったのか、B’zは演奏後に記念撮影を実施
更に楽屋ではストレイテナーのシンペイをはじめ、多くの方が挨拶にいったとのこと
改めてB’zの凄さを実感した1日だった
Next Live is … RIJF2017 @国営ひたち海浜公園(2017.8.6.)


SIX LOUNGE 関連ツイート

SIX LOUNGEというバンド、青々として若々しくて瑞々しくて、まっすぐでのびやかでやさしくてちからづよくてちょっとかなしい みたいなサウンドをしてる とおもうけど音楽にことばを尽くしても冗長なだけなのでとにかくみんな聞けばいいとおもう 東雲買えばいいとおもう
RT @natalie_mu: SIX LOUNGE、新曲「くだらない」MVはフカツマサカズが監督(動画あり) https://t.co/78NvRiPUwe https://t.co/WvSquOcUlo
マージかっこいい!SIX LOUNGEマジでかっこいい! https://t.co/286TzwDvHJ

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